鳥インフルエンザ
日本でも宮崎で鶏の大量死を引き起している鳥インフルエンザですが…、まだ日本では人は死んでいないですよね、僕の記憶では。今日、インドネシアでは63人目の死者が出ました。
インドネシアでは、田舎でも都会でも自分の家で卵のため食用のために、鶏を放し飼いにしています。ジャカルタど真ん中の高層ビルの裏にあるカンプンでも普通に鶏が走り回っていました。いましたと過去形で書いたのは、死者が60人にもなり政府としても真剣な対応をせざるをえず、ジャカルタ等での家禽の飼育を禁止したからです。もちろん、どこまでその禁止令が守られているかは定かではありませんが。
インドネシアで何が怖いかというと、もちろん鳥インフルエンザ自体も怖いのですが、ウィルスが抗生物質に耐性を持つような変化が起きやすい環境にあることです。こちらの医者も患者もなにかというと抗生物質を利用します。濫用と言って良い位です。かなりの人口が抗生物質漬けになっているわけです。そこに、鳥インフルエンザ・ウィルスが蔓延したら、そりゃぁウィルスも生き物ですから、種の保存のために変化するでしょう。そうなったら手に負えないのではないかと、危惧する次第であります。
そろそろタミフルを確保しておこうと考える今日この頃である。