データベース作成中

そんな訳で、データベースを作っている。50箱強あるうちの21箱を終えた。使っているソフトは、Books for MacOS X。とりあえずフリーウェアで。雑誌には対応していないので、ちょっと考えないといけない。兎も角、本を先に入力するのだ。これまでに入力してあったもの、ブログに書いたものは、とりあえずBibTeXデータにして流し込んだ。あとは、一箱一箱ひっくり返しては、中身をチェックし、データがなければ登録する。

ISBNのあるものについては、ネット上(amazonとか)にデータがあれば、自動的に入力が済む。更にバーコードがあれば、これでそれを読む。楽チンなようだが、そうは問屋が卸さないのである。まず、ISBN以前の本が結構ある。日本語のものもインドネシア語のものも。バーコードがないものも結構ある。奮発して買った(IYHとも言う)バーコード・リーダーもイマイチ活躍しきれないでいる。(子供は喜んでいるけど。)

更なる問題は、ISBNのダブり問題。ダブりと言っても、某特別州のスルタンみたいに大学裏表で8年行ったという話ではない。日本語の本の例だと、前田透著『チモール記』(蒼土舎、1983)が、宇都宮信一著『宮さんのピアノ調律史 ピアノ調律一筋に歩んだ70年間の記』(東京音楽社、1982)と同じ ISBN: 4885640415である。前者の販売を東京音楽社が行ったらしいので、何か間違いが起きたのだろう。これは、まぁ、ピアノの調律とは縁のない僕としては笑い話。

インドネシアの例だと、ISBN: 9799822904 が、Seno Gumira Ajidarma, Biola tak bedawai と Dee, Super Nova: Petir に割り振られている。この二冊は、数多ある書籍のなかで比較的近い位置にあるものなので、どうなんだろうかと思う。これ以外にも、本の中に記されているISBNとカバーに記されているISBNに齟齬があったり、絶対に間違っているISBN(11ケタあったり)もある。

まぁ、こういうことに憤っても詮方ないので、あははははと笑っている。