セザンヌ—パリとプロヴァンス
甥っ子が春休みの宿題でどこか美術館に行かなくてはならないというので、国立新美術館でやっている「セザンヌ—パリとプロヴァンス」に連れていった。
甥っ子は野球をやるために埼玉の某私立中学に進んだのだが、入学前から色々宿題が出ているようだ。美術は何か感想を書くのだろう。妹夫婦がどうしても時間が取れないので、僕の出番となった次第。肝心の自分の息子たちは学校がまさしく今日から始まったので一緒に連れていけなかった。
セザンヌにしたのは、都内で開催中の展覧会で、分かりやすいビッグ・ネームが良かろうという判断から。特にセザンヌが好きとか、そういうことではなかったのだが、楽しめた。甥っ子に感謝である。甥っ子は、晩年の「サント・ヴィクトワール山」シリーズが気に入ったようで、葉書も買っていた(参考:外部リンク)。僕は、「麦藁帽子をかぶった子供」に魅かれた(参考:外部リンク)。こちらはメナード美術館所蔵。
静物画が多いと思いえば、結構人物もあるんですよね。
なんか、描きながら「キミキミほら動いちゃ駄目だよ」とか言っていたのでしょうか。
セザンヌを売り出してくれた画商の肖像画を描いたときは100回以上ポーズを取らせたみたいです。静物画では描くのに時間がかかって林檎が腐ってしまったとか。人間はどうしたんですかね。