インドネシア人の食生活

今朝、立て続けに勤め先からSMSが来て叩き起こされた。副所長が未明に亡くなったという。驚きは一瞬だった。というのも、彼は相当恰幅が良く、心臓に悪そうな体型だったからである。兎も角、お葬式に(正確には客が来る前にそろっと)顔を出してきた。故人の御冥福を祈ると共に、どうしてもインドネシア人の食生活に思いを馳せてしまう。

思うにインドネシア人の食生活、とりわけ中産階級以上の人達の食生活は、極めて不健康である。まず、揚げ物が多く、炒め物も油ギトギトが普通、野菜は少なく、ジャワ料理だと砂糖たっぷりなものも多い。飲み物もそうだ。コップの下に沈殿するほど砂糖を入れるのがデフォ。ただし、これは最近、多少緩和したかな。少なくともコーヒーをブラックで飲むことに対して奇異の目を向けられることはなくなった。

これに、まさしく車やバイクを持っているような中産階級に至っては、運動不足が追い討ちをかけるわけだ。ジャカルタなんかに住んでいて、よほど気を遣わないと、あっという間に運動不足になる。移動は基本的に車だし、そもそも歩くの嫌いだし。ちょっと離れたところに用事があって、「ちょっとだから歩こうよ」と誘っても嫌がられる。無理強いしても、すぐに cape とか言うし。

別にインドネシア人に文句をたれているわけでなく、自分も気を付けないといかんという自戒。