KITLV にて、 Parsidi, Agata and Roger Tol (eds.) A dictionary of Indonesian abbreviations が Free Downloadになってる。
Read Moreインドネシアから来日した友人に買ってきてもらった本。 H. Aboebakar. Sedjarah Hidup K. H. A. Wahid Hasjm. Bandung: Mizan, 2011. [ISBN: 978-979-433-621-2] インドネシアの第四代大統領アブドゥルラフマン・ワヒッドの父親で、インドネシア共和国の初代宗教相の伝記。もともとは1957年に発行された本で、そのコピーは持っているのだが、確か落丁があったはずなので買ってきてもらった。
Read More1965年9月30日事件に関する研究二冊。 まず先程amazon.comより届いた本。 Wijaya Herlambang. Cultural Violence: Its Practice and Challenge in Indonesia. Saarbrücken: VDM Verlag Dr. Müller GmnH & Co. KG, 2011. [ISBN: 978-3-639-37715-6] 9月30日事件とインドネシア共産党(PKI)に対する評価が、文化的なチャンネルを通じていかに固定されていったか。著者が今年の初頭にクィーンズランド大学に提出した博士論文の書籍化(速っ)。著者とはまだ直接会ったことはないけれども、同じ人物にインタビューした関係でネット上で知りあった。昔ではあり得ない関係か。 Saskia Wieringa. Sexual Politics in Indonesia. New York: Palgrave Macmillan, 2002. [ISBN: 0-333-98718-7] インドネシアの女性運動、とりわけ共産党傘下のGerwaniについての研究。以前、イギリスの書店に注文したら品切れと言われたのだが、円高だからと調べてみたらあったので、amazon.caから取り寄せた。著者は”Lubang Buaya”なんて小説(!)も書いている。
Read More一冊は、知人・友人も執筆している本。 清水一史、横山豪志、田村慶子編著『東南アジア現代政治入門東南アジア現代政治入門』ミネルヴァ書房、2011。[ISBN: 978-4623059676] また別の友人が書評を書くそうだ。 もう一冊は、超絶人気四コマ漫画ブログ中国嫁日記の書籍化。 井上純一『中国嫁日記』エンターブレイン、2011。[ISBN: 978-4047273597] 『中国嫁日記』は面白い。
Read Moreここのところ河口慧海の『チベット旅行記』講談社学術文庫全5巻を電車の中で読んでいたのだが、読み終わってしまったので、amazon.co.jpで本を購入した。 ヴィトルド・ゴンブロヴィッチ(工藤幸雄訳)『ポルノグラフィア』河出書房新社、1989年。[ISBN: 4-309-20137-7] フランシスコ・アラヤ(松本健二・丸田千花子訳)『仔羊の頭』現代企画室、2011年。[ISBN: 978-4-7738-1010-3] ゴンブロヴィッチのは前から読みたかったのが、ちょうど古本で手頃な値段で出てたので買ってみた。ポーランド文学ははじめて(少なくともそうと認識して読むのははじめて)。もっともポーランドでも“主流派”ではないのは承知の上。とても楽しみ。 アラヤ「仔羊の頭」は、先々週の朝日の書評に出ていて、面白そうだと購入。1940〜50年代に書かれたものの出版された(できた)のは1978年という、スペイン内戦を描いた短編集。これまた楽しみ。
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