Category: Indonesia

頂いた本

著者の一人より共著書をいただいた。 Ota Atsushi, Okamoto Masaaki and Ahmad Suaedy (eds.). Islam in Contention: The Rethinking of Islam and State in Indonesia. Jakarta: CSEAS, CAPAS and Wahid Institute, 2010. [ISBN: 978-602-95295-3-1] 一般には入手しにくいようだ。

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インドネシア語-英語の辞書

George Quinn. The Learner’s Dictionary of Today’s Indonesian. Crows Nest: Allen & Unwin, 2001. [ISBN: 978-1-86448-543-1] という辞書を買ってみた。英語→インドネシア語、インドネシア語→英語の辞書が一冊になっていて、$35ドルほど。 ざっと見た感想。ところどころにあるコラムは面白い。ちょっと特殊なのは、語幹(例えば ada)とは別に接頭辞・接尾辞が付いた形(例えば、keadaan, berada, (meng/di)adakan)が別項となっていること。各項目に関連語へのレファランスが付いているとは言え、やや戸惑う。語学・辞書の専門家ではないのだが、これってどうなのだろうか? ひょっとしてクィン式インドネシア語学習法(なんてあるのかな?)に沿ったものなのかな。

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今度は速く届いた本

一週間前にイギリスの本屋に注文した本が届いた。今度は速いな。 James Neil Sneddon, Alexander Adelaar, Dwi N. Djenar and Micheal C. Ewing. Indonesian: A Comprehensive Grammar. 2nd edn, London and New York: Routledge, 2010. [ISBN: 978-0-415-58154-7] ちなみに£41.65でした。

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11月末に注文した本が来た

11月29日にイギリスの本屋に注文した本が今になって届いた。緊急に必要な本だったわけではないので、正直、注文していたことさえも忘れていた。 Ariel Heryanto. State Terrorism and Political Identity in Indonesia: Fatally Belonging. London and New York: Routledge, 2008 (2006). [ISBN: 978-0-415-47027-8]

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Opera Tan Malaka

Tony PrabowoとGoenawan Mohamadの手による『オペラ:タン・マラカ』は既に昨年10月に初演を終えている。このオペラのTV録画放送が東ジャワのマランとクディリで放送禁止になったという話だ(本日付のKoran Tempo)。当局がその番組が「左」臭く、社会に不穏を引き起こしうると判断した模様。 スハルト体制32年で染み付いたものはなかなか拭い去れない。しかし、法的根拠はあるのだろうか。

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訃報: Ibu Maemunah Thamrin

2006年に亡くなったインドネシアの小説家Pramoedya Ananta Toerの奥さん、Maemunah Thamrinさんが今日の午後亡くなった。81歳だそうだ。故人の御冥福をお祈りする。

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誰それ?

先日のエントリに関して、文学研究者の友人から「何の話をしているの?インドネシア研究者なら分かるの?」と尋ねられた。「インドネシア研究者でも必ずしも知っている訳ではないよぅ」と答えたものの、一応補足をしておこう。 Aiditとは1950〜60年代インドネシア共産党のリーダー(書記長、中央 委員会委員長など)、Njoto(ニョト)はAiditを支えた指導部の一人(中央委員会副委員長、機関誌『人民日報(Harian Rakjat)編集長など)。この二人は1965年の9月30日事件の後、殺された。Sjam(シャム)はインドネシア共産党の非公然諜報部のトップで国軍や官僚機構への浸透を指導していたとされる人物。非公然組織を率いていただけあって謎の人物で、国軍の二重スパイ だったとも言われたりする。9月30日事件には逮捕されたが、どうも獄内での待遇が良かったらしい。死刑になったことになっているが、実は刑は執行されていないなんて話もある。

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