ジャカルタにいるスウェーデン人の友人よりのタレコミで知ったが、2009年12月27日に、K UsmanがKisah Siti NurjannahというCepenを発表している。わざわざ僕が取り上げることから分かるかもしれないけど、1965年の9月30日事件に関連した短編。 K Usman については良く知らなかったので調べてみたら、1940年生れの小説家。主に子供向けの短編小説で有名らしい。さて、どうして今となって、こんなトピックを取り上げたのか、興味深い。
Read Moreインドネシア共和国第四代大統領をつとめたアブドゥルラフマン・ワヒッド大統領(グス・ドゥル)が、一時間ほど前に亡くなった。彼の功罪はこれから問われるべきだろう。金に汚いとかいろいろあったけれども、個人的には好きな人だった。 1980年代の彼の著作はとても刺激的だし、彼の支持母体であり、伝統派イスラム団体としばしば言及されるナフダトゥル・ウラマ NU に、新鮮な(斬新なと言った方が良いかもしれない)風を吹き込んだ。とりわけ彼が進めようとした、社会的に排除されていた元共産主義者(あるいはそう見做された人達)との和解は、評価されるべきである。いつかはインドネシア国内でも評価されるようになってほしい。 今は故人の冥福を祈るばかりである。 (追記)亡き骸はジョンバンに葬られるらしい。
Read More友人のHasta君が知らせてくれた。以下の五冊の本を検察庁が今年中発禁にしたらしい。(リンク先はインドネシア語) Dalih Pembunuhan Massa Gerakan 30 September dan Kudeta Soeharto karangan John Rosa Suara Gereja bagi Umat Tertindas Penderitaan Tetesan Darah dan Cucuran Air Mata Umat Tuhan di Papua Barat Harus Diakhiri karangan Cocratez Sofyan Yoman Lekra Tak Membakar Buku: Suara Senyap Lembar Kebudayaan Harian Rakjat 1950-1965 karya duet Rhoma Dwi Aria Yuliantri dan Muhidin M Dahlan Enam Jalan Menuju Tuhan karangan Darmawan Mengungkap Misteri Keberagaman Agama karangan Syahrudin Ahmad 一冊目と三冊目は共産党関係、二冊目はパプア関係なのである意味何が問題なのか分かる。四・五冊目は宗教関係らしいけど、何が問題なのだろう? 発禁理由は、「公共の安寧を脅かし、1945年憲法とパンチャシラに反する」かららしい。この手の本を好ましからぬものとする人たちは……さて、だあれ? そのうち、共産党とかパプアとかアチェとか東ティモールを研究したり、体制批判したりするとインドネシアに入国できなくなる日が来そうでこわい。 (2009.12.26追記) Kompasにも記事があった。 Tentang Pembredelan Lima Buku oleh Kejagung (24 Des. 2009) Buku-buku Ini Dilarang! (26 Des. 2009)
Read More写真仲間のSamsulさんの写真展がジャカルタの国際交流基金 ジャカルタ日本文化センターで開かれる。期間は、1月16日〜1月30日。詳細はhttp://www.id.emb-japan.go.jp/jf/1001.html。 素晴しい。でも僕は行けない。残念至極。
Read More帰国を明晩に控え、買い物をする。まずは、Gramedia@Blok M。 Aminuddin Kasdi, Kaum Merah Menjarah: Aksi Sepihak PKI/BTI di Jawa Timur 1960-1975. Cetakan Ke-2, Surabaya: Yayasan Kajian Citra Bangsa & Centre Indonesian Communities Studies, 2009. [ISBN: 978-602-95565-0-6] (Cetakan Pertama oleh Penerbit Jendela, Yogyakarta, 2001) Saleh As’ad Djamhari (eds.), Komunisme di Indonesia, Jilid I: Perkembangan Gerakan dan Penghianatan Komunisme di Indonesia (1913-1948). Jakarta: Pusat Sejarah dan Tradisi ABRI, 2009. [ISBN: 978-602-95565-2-0 (set)] Saleh As’ad Djamhari (eds.), Komunisme di Indonesia, Jilid II: Penumpasan Pemberontakan PKI (1948). Jakarta: Pusat Sejarah dan Tradisi ABRI, 2009. [ISBN: 978-602-95565-2-0 (set)] Saleh As’ad Djamhari (eds.), Komunisme di Indonesia, Jilid III: Konsolidasi dan Infiltrasi PKI (1950-1959). Jakarta: Pusat Sejarah dan Tradisi ABRI, 2009. [ISBN: 978-602-95565-2-0 (set)] […]
Read Moreまずはいかにもなのを。ばあちゃん(?)の絵がなんとも…。 二晩目はムンドゥット近くの友人宅に泊まった。朝になってボロブドゥールで催しがあるというので行ってみた。 これまたベタな感じです。
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