昨晩は Blok M にて、R大のH先生たちと飲んだ。そこまで行くのだから、Blok M Square にも寄って、古本を漁る。 A. H. Nasution, 1 Oktober 1965 Kebangkitan 1966 Koreksi/Pembaruan/Pembangunan (Beberapa keterangan, ceramah dan dialog dengan generasi muda) (1965 – 1974). Bandung: Ganaco, (1974). [ISBN: n.a.] Soegiarso Soeroyo, Siapa Menabur Angin Menuai Badai (G30S/PKI dan Peran Bung Karno). Edisi Saku, Jakarta: Antar Kota, 1989. [ISBN: n.a.] G-30-S Dihadapan Mahmillub 3 (Djilid I) di Djakarta (Perkara Dr. Subandrio). Jakarta: Pusat Pendidikan Kehakiman A. D., 1967. [ISBN: n.a.] Soekarno, Pidato Presiden Soekarno pada Pembukaan Parlemen Sementara R.I.S. di Djakarta Tanggal 15 Februari 1950. Jogjakarta: Kementerian Penerangan R.I., 1950. [ISBN: n.a.] 一冊目のナスティオンの本は初めて目にした。二冊目と三冊目は既に持っているものよりも状態がずっと良いので確保。最後のは趣味。 で、今日は、早朝よりGrasindoに編集者を訪ねたり、Pusat Dokumentasi Sastra H.B. Jassin に頼んでいたコピーを取りに行ったりした後、Plaza Senayanの紀伊国屋を覗いてみる。
Read More金曜の午後は役所関係の調査は実質上できないので、Gramediaに行ってみた。頼まれものを買いに行ったのだが、やっぱり自分のも買ってしまう。 Goenawan Mohamad, Tan Malaka dan Dua Lakon Lain. Depok: KataKita, 2009. [ISBN: 978-979-3778-56-3] 戯曲が三編収められている。Tan Malakaと題する劇は来年上演予定らしい。 Peer Holm Jøngensen, The Forgotten Massacre: Persahabatan dan Cinta di Tengah Tragedi G-30-S PKI. Bandung: Mizan, 2009. [ISBN: 978-979-3269-98-6] デンマークの船乗りだった人が買いた小説。寄港していたのだか何だか、930当時ジャカルタにいたらしい。原作はデンマーク語、英訳はあって(英訳原稿はもらった)、インドネシア語は英訳からの重訳らしい。
Read Moreジャワの東端バニュワンギという地方に伝わる Genjer Genjer という民謡がある。かつて Lilis Soeryani という歌手が歌い大ヒットした以外に、1960年代にはインドネシア共産党傘下の女性団体(Gerwani)とか農民団体(BTI)などが抑圧される農民の歌として盛んに歌った。そのため、1965年以降の共産党狩り、共産主義からインドネシア共和国を「救った」ことをその正統性の一つとするスハルト政権下では、「共産主義の歌」という烙印を押され長らく「忘却」されていた。 1998年以降、歴史の見直しが曲りなりにも進む中で、この歌についてもあちこちで触れられるようになった。Lilis Soeryani の CD はないようなのだが、おそらくカセットかアナログ・ディスクから採ったmp3音源はネットに転がっている。1960年代に殺された左派女学生が化けて出て復讐するというB級ホラー映画 Lentera Merah にも使われている。 この歌を Dengue Fever というバンドがカバーした。40 Years of Silence: An Indonesian Tragedyという映画の挿入歌らしい。
Read More何をどうしたのか、太平洋戦争中のインドネシアにおける日本のプロパガンダ・フィルムについて調べることになったので、買ってみた。 岩本憲児編『映画と「大東亜共栄圏」(日本映画史叢書2)』森話社、2004年。[ISBN: 4-916087-45-3]
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