Category: Southeast Asia

ムラピ山の噴火

もう日本でも報じられているが、ムラピ山の噴火が収まらない。死者も100人に迫る勢いだ。 Metro TV News のストリーミング放送を見ていたら、避難しないお婆さんが、悪名高きKopassusの兵士に強制的に避難させられていた。なんでコパススなんだろうか? ひょっとして、この機に乗じて汚名をそそぐつもりじゃないか、などとつまらんことを考えてしまう。 それは兎も角これ以上被害が広がらないことを望むばかりだ。

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今日頂いた本

友人より本を頂く。博論がほぼそのまま本になるというのは、論文の質を裏付けるものでもある。脱帽。 増原綾子『スハルト体制のインドネシア—個人支配の変容と一九九八年政変』東京大学出版会、2010年。[ISBN:978-4130362375]

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KBBI daringのURL

とっても便利な Kamus Besar Bahasa Indonesia dalam jaringan = KBBI daring であるが、いつの間にかurlが変っていた。より正確には国民教育省のurlが変っていたのだが、しかし、リダイレクトくらいしてくれても良さそうなものである。それともリダイレクトしている期間に、こちらが気付かなかっただけだろうか? 旧URL: http://pusatbahasa.diknas.go.id/kbbi/ 新URL: http://pusatbahasa.kemdiknas.go.id/kbbi/ http://pusatbahasa.depdiknas.go.id/kbbi/ でも今のところ行けるけど、法律2008年第39号と大統領令2009年47号以降は、省に相当する単語はDepartemenではなく Kementerian で統一されているので、kemdiknas.go.id の方が今後も安心でしょう。 データをダウンロードするスクリプトなんかは書き換えないといかんね。

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Seno Gumira Ajidarma Week

なんてのをやるらしい。weekとは言いながらも実際は、10月9〜10日のweekendに行なわれるらしい。詳細は、こちらのサイトで。

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Loan-words in Indonesian and Malay の日本語

Russell Jones (ed.). Loan-words in Indonesian and Malay. KITLV lndonesian imprints. Jakarta: Yayasan Obor Indonesia, 2008. [978-979-461-701-4] という本を見ていたら、中国語起源の言葉はほとんど漢字が付されている一方で、日本語起源の言葉には漢字が付されていない。 例えば kelenteng (中国寺院)は「観音亭」という漢字があり、あぁそうだったのか、と一人膝を叩く。 一方、日本語はこんな具合。 “Kempeitai”(憲兵隊)は勿論のこと  “Kenpeiho”(憲兵補)まで載っていることに驚きつつ、”kempo”の説明に、”self-defence”と”constitution”があることから、「拳法」と「憲法」の両方を指していることが分かる。(まさか、自衛隊の存在を揶揄しているわけではあるまい。)となると本来は別の項目になるべきものだ。 KITLVには日本語についてアドバイスできる人はいなかったのかな?

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Pelecehan Seksual

“pelecehan seksual”を基本的には「セクシャル・ハラスメント」と理解していたのだが、ここ数ヶ月インドネシアで報じられたバスや電車における痴漢事件を巡る記事を読むと、「痴漢(行為)」の意味でも使われてる。痴漢もセクシュアルなハラスメントではあるから、そりゃそうなのだが、日本語でいうところの「セクハラ」とはまたニュアンスが異なる。 そりゃ「文化」が違うから、だってそうなんだもん的話になってしまうのかな? インドネシアで部下の独身女性に「結婚しないの?」とか、新婚女性に「子供はつくらないの?」と言って、訴えられるというのは想像しがたい。とすると、インドネシア語の”pelecehan seksual”というのはもっと物理的接触を伴う直接的行為のことを指すのだろうか。あるいは前の例よりも、もっと猥褻で直接的言葉を投げかけると”pelecehan seksual”と認定されるのか。 と、こんなことを授業で話しても「セクハラ」になりかねないことは、学内セクハラ委員を務めたことのある知人よりキツく申し渡されているので、ここに書くだけにしておく。

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先日いただゃ〜たゃ〜本

先日、名古屋にて友人より頂いた本。 森山幹弘編『森山式インドネシア語単語頻度順3535』めこん、2009年。[ISBN: 978-4-8396-0227-7] Mikihiro Moriyama, Manneke Budiman (ed.). Geliat Bahasa Selaras Zaman: Perubahan Bahasa-bahasa Di Indonesia Pasca-orde Baru. Tokyo: Research Institute for Languages and Cultures in Asia and Africa, Tokyo University of Foreign Studies, 2010. [ISBN: 978-4-86337-052-4] S. Supomo (ed./trans.) Arjunawijaya: A Kakawin of Mpu Tantular, vol. I: Introduction and Text. The Hague: Martinus Nijhoff, 1977. [ISBN: 90-247-1936-4] S. Supomo (ed./trans.) Arjunawijaya: A Kakawin of Mpu Tantular, vol. II: Translation. The Hague: Martinus Nijhoff, 1977. [ISBN: 90-247-1937-2] 二冊目の本は一般にはGramediaから売られている。

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