Category: Southeast Asia

頂いた本とか

先日、友人宅へ家族で遊びにいった。友人も本持ちなのだが、ダブり本を頂いた。僕もとりあえず一冊あげた。7冊ももらってしまった。 子供たちは近所の公園でポニーに乗ったり、遊具で遊んだりと大喜びだった。友人の子供は女の子なのだが、それでもアメリカン・フットボールのボールがあったりしたのは、あぁアメリカンだなぁと思ったりもした。

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忘却された歌

ジャワの東端バニュワンギという地方に伝わる Genjer Genjer という民謡がある。かつて Lilis Soeryani という歌手が歌い大ヒットした以外に、1960年代にはインドネシア共産党傘下の女性団体(Gerwani)とか農民団体(BTI)などが抑圧される農民の歌として盛んに歌った。そのため、1965年以降の共産党狩り、共産主義からインドネシア共和国を「救った」ことをその正統性の一つとするスハルト政権下では、「共産主義の歌」という烙印を押され長らく「忘却」されていた。 1998年以降、歴史の見直しが曲りなりにも進む中で、この歌についてもあちこちで触れられるようになった。Lilis Soeryani の CD はないようなのだが、おそらくカセットかアナログ・ディスクから採ったmp3音源はネットに転がっている。1960年代に殺された左派女学生が化けて出て復讐するというB級ホラー映画 Lentera Merah にも使われている。 この歌を Dengue Fever というバンドがカバーした。40 Years of Silence: An Indonesian Tragedyという映画の挿入歌らしい。

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先達て頂いた本

金曜の晩に、恩師の(恩を返せていないわけだが…)の還暦祝の席で著書を頂く。 古田元夫『ドイモイの誕生―ベトナムにおける改革路線の形成過程―』(シリーズ 民族を問う4) 青木書店、2009年。[ISBN: 978-4-250-20910-9]

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今日届いた本(amazon マーケットプレース)

何をどうしたのか、太平洋戦争中のインドネシアにおける日本のプロパガンダ・フィルムについて調べることになったので、買ってみた。 岩本憲児編『映画と「大東亜共栄圏」(日本映画史叢書2)』森話社、2004年。[ISBN: 4-916087-45-3]

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今日届いた本(Asia Bookroom)

オーストラリアのAsia Bookroomに注文していた本が届いた。 Susanne Moon. Technology and Ethical Idealism: A History of Development in the Netherlands East Indies. Leiden: CNWS Publication, 2007. [ISBN: 978-90-5789-156-4] Emma Baulch. Making Scenes: Reggae, Punk, and Death Metal in 1990s Bali. Durham and London: Duke U.P., 2007. [ISBN: 978-0-8223-4115-4] 一冊目はともかく、二冊目は6〜7割方趣味入ってる。これは、7月5日号のKompasの書評に出ていたので気になっていたもの。コンパスのサイトは、過去記事の閲覧に制限があるのだけれども、ここで読めるし、このブログにまるごと引用されている。

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友人のCerpen

7月4日のポストで書いたように、アフマド・トハリの家まで案内してくれたハスタ・インドゥリヨノ君のCerpen(短編小説、というよりショートショートに近いかな)“Lesung”が、Suara Pembaruan の8/23号 に載った。なので、宣伝(になるのかな?)

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インドネシア人労働者

カミさんの実家に来ている。前の田圃の畦道で草刈をしているのだが、カミさんのお父さんによるとインドネシア人だという。 カミさんが早速話しかけてみたら、タシックマラヤから来たおじさんだった。こっちも驚いたが、あっちはもっと驚いたようだ。知らない日本人にインドネシア語で話し掛けられたのだから、驚くのは当然か…。

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