ここ数日で届けられたDVD・本

色々なところに注文していた色々なものが届いた。 まずは、amazon.comから届いたDVD。 40 Years of Silence: An Indonesian Tragedy. Director: Robert Elson. Elemental Production. Official Siteもある。1965年の9月30日事件のあとに起きた虐殺を扱った作品。ようやくDVD化、そして入手できた。

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物忘れ

年明けまでは、忘れてはいけないと思っていたちょっとした作業をすっかり忘れていた。明日(正確には今日)締切りだった…。危ない、危ない。すっぽかして朝から出掛けるところだった。 二時間ほどで仕上げて、メールでシュパッと送って終了(多分、願わくば)。二時間のうち半分強は、壊れたフロッピー(!)からフォーマットのファイルを救出することに費された。数年ぶりにFDDを引っ張り出したと思ったら、読み込めなくてあせった、あせった。ダウンロードできるようにしてくれないと…、いやダウンロードさせてください、と切に願った。

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また発禁→パプア関係

インドネシアでパプア関係の書籍三冊が発禁になった。共産党なんて「昔」の話よりもずっと経済的・政治的利害の大きな問題だから、政府が過敏になるのは理解できるが、発禁というのはもはや逆効果なのではないかなぁ。しかも分離主義を煽っているという理由もどうかと思う。 そういえば、あれだけ話題になった反ポルノ法に基いたポルノ関係の発禁て耳にしないな。「四畳半襖の下張」みたいなケース。

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Kisah Siti Nurjannah

ジャカルタにいるスウェーデン人の友人よりのタレコミで知ったが、2009年12月27日に、K UsmanがKisah Siti NurjannahというCepenを発表している。わざわざ僕が取り上げることから分かるかもしれないけど、1965年の9月30日事件に関連した短編。 K Usman については良く知らなかったので調べてみたら、1940年生れの小説家。主に子供向けの短編小説で有名らしい。さて、どうして今となって、こんなトピックを取り上げたのか、興味深い。

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Selamat Tahun Baru!

明けまして おめでとうございます。今年もよろしくお付き合いくださいませ。 初日の出の写真でも載せようかと思いましたが、微妙に曇が出ていてイマイチだったので新年早々却下。

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グス・ドゥル逝く

インドネシア共和国第四代大統領をつとめたアブドゥルラフマン・ワヒッド大統領(グス・ドゥル)が、一時間ほど前に亡くなった。彼の功罪はこれから問われるべきだろう。金に汚いとかいろいろあったけれども、個人的には好きな人だった。 1980年代の彼の著作はとても刺激的だし、彼の支持母体であり、伝統派イスラム団体としばしば言及されるナフダトゥル・ウラマ NU に、新鮮な(斬新なと言った方が良いかもしれない)風を吹き込んだ。とりわけ彼が進めようとした、社会的に排除されていた元共産主義者(あるいはそう見做された人達)との和解は、評価されるべきである。いつかはインドネシア国内でも評価されるようになってほしい。 今は故人の冥福を祈るばかりである。 (追記)亡き骸はジョンバンに葬られるらしい。

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発禁

友人のHasta君が知らせてくれた。以下の五冊の本を検察庁が今年中発禁にしたらしい。(リンク先はインドネシア語) Dalih Pembunuhan Massa Gerakan 30 September dan Kudeta Soeharto karangan John Rosa Suara Gereja bagi Umat Tertindas Penderitaan Tetesan Darah dan Cucuran Air Mata Umat Tuhan di Papua Barat Harus Diakhiri karangan Cocratez Sofyan Yoman Lekra Tak Membakar Buku: Suara Senyap Lembar Kebudayaan Harian Rakjat 1950-1965 karya duet Rhoma Dwi Aria Yuliantri dan Muhidin M Dahlan Enam Jalan Menuju Tuhan karangan  Darmawan Mengungkap Misteri Keberagaman Agama karangan Syahrudin Ahmad 一冊目と三冊目は共産党関係、二冊目はパプア関係なのである意味何が問題なのか分かる。四・五冊目は宗教関係らしいけど、何が問題なのだろう? 発禁理由は、「公共の安寧を脅かし、1945年憲法とパンチャシラに反する」かららしい。この手の本を好ましからぬものとする人たちは……さて、だあれ? そのうち、共産党とかパプアとかアチェとか東ティモールを研究したり、体制批判したりするとインドネシアに入国できなくなる日が来そうでこわい。 (2009.12.26追記) Kompasにも記事があった。 Tentang Pembredelan Lima Buku oleh Kejagung (24 Des. 2009) Buku-buku Ini Dilarang! (26 Des. 2009)

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