携帯紛失の巻

一昨日の晩、日本に本帰国する知人の送別会に行って、帰ってきたら携帯がなかった…。食事中にテーブルの上に置いておき、帰りにそれを手に取ったのは覚えているので、多分駐車場あたりで落してしまったのだろう。レバランが近付いてきている時期に、バカ正直に落とし物を届けてくれる人など、まずいまい。レストランに問い合わせてもないというし、仕方がないので、昨日SIMを再発行、携帯も新調した。がっかりだ。そして palm OS ともオサラバだ。(買ったのは、Nokia N70 Music Edition。これで音楽を聴く気はないけど。)

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今日買った本(Gramedia, Pondok Indah Mall)

Seno Gumira Ajidarma. Kalatidha. Jakarta: Gramedia, 2007. [ISBN: 978-979-22-2503-7] Ahmad Tohari. Ronggeng Dukuh Paruk. Jakarta: Gramedia, 2007. [ISBN: 978-979-22-0196-3] Ita Fatia Nadia. Suara Perempuan Korban Tragedi ’65. Yogyakarta: Galangpress, 2007. [ISBN:979-23-9982-8] 全部、930関係。Senoのは今年春にでた新作。Tohariのは、Ronggeng Dukuh Paruk: Catatan Buat Emak (1982), Lintang Kemukus Dini Dari (1985), Jantera Bianglala (1986)をまとめたもの。最後のは、まぁ、一応買っておく。

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G30S or GESTOK 被害者のドキュメンタリー映画

先日書いたPemutaran film, diskusi & buka puasa:”GESTOK dan Perang Global”に昨日行ってきた。映画自体は既にDVDも持っており、見てもいたので、ディスカッションが楽しみだった。のだが、あまり面白い話はなかった。若手の歴史学者(つまり彼らは930事件を事後的に「経験」している)の話が根本的にズレていると感じたのは、彼らが930事件直後の虐殺の問題をインドネシア国民としての自分の問題と捉える構えを見せないところだった。まだ僕自分の考えをまとめきれていないので、また機会があればこの問題に触れようと思う。 ところで会場は、Galeri Publik というところで、Institute for Global Justice といういかにもな所だった。彼らの出している雑誌を貰ったのだが、これまたいかにもなので、スキャンした。(上の画像)個人的にはもうお腹一杯なんだけど、重要な問題ではある。

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今日買った本(Cak Tarno Book Gallery, Depok)

Daniel Dhakidae. Cendekiawan dan Kekuasaan dalam Negara Orde Baru. Jakarta: Gramedia, 2003. [ISBN: 979-22-0309-5] Ahmad Muhajir. Idham Chalid: Guru Poitik Orang NU. Yogyakarta: Pustaka Pesantren, 2007. [ISBN: 978-979-8452-36-9] Martin Aleida. Layang-layang Itu Tak Lagi Mengepak Tinggi-tinggi. n.p.: Emasipasi – Damar Warga, 1999. [ISBN: 979-95471-1-3] 最後のアレイダの小説は、探して探して見付からなかったものを、Cak Tarno に頼んだら探してくれた。感謝感激である。

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書評

手前味噌な話で申し訳ないが、ずいぶん前から頼まれていた書評を先々週末に書き上げ、先週末には『じゃかるた新聞』に掲載された。プラムディヤ・アナンタ・トゥール(押川典昭訳)『ガラスの家』(めこん、2007年)の書評だったのだが、カミさんがPTA仲間のお母さんに「難しくて分かんな〜い」という感想を頂いてきた。在じゃかるた的日本人の皆さんが、お、面白そうだな、と思い、読んでくれるように書かなければならなかった訳で、反省しきりである。書きたいことは山ほどあり、しかし規定の文字数に収めるため、あれを切りこれを詰めということに気を取られ過ぎていた気がする。視野が狭いな、と思うた。

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Hexarien

Ken2がKonica Hexarを買った。お仲間出現でちょっと嬉しい。僕が持っているのは、最終型のHexar Silver。Konicaは、minoltaと合併したあと写真業界から手を引いてしまったので新品での入手は不可ではないにせよ、相当なお値段が付いている。僕はヤフオクにて入手。Ken2もそうみたいだ。 要はオートフォーカスで自動露出カメラなのだが、Hexanon 35mm/F2 の描写はすばらしい。絞り優先もマニュアル露出もできるし、無限遠以外はあまり意味がなさそうなマニュアルフォーカスも可能だ。(置きピンはありだけど、このカメラの位置付けでは、あまり使わないと思う。)Ken2に倣って、本棚に置いて、その勇姿を撮ってみた。 で、Hexarを使う人のことを、Hexarienと呼ぶ(自称する)のはどうだろう。へくさりあん。女性形ならhexarienneへくさりえんぬ。とても良い響きではないか? ないか。

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930 or 101

今日は9月30日でした。42年前の、今から数時間後に所謂9月30日運動(Gerakan September Tiga Puluh,GESTAPU)が始まりました。事の真相は、確定されていませんが、インドネシア共産党のクーデタ説(スハルト体制での公式史観)、CIAの陰謀説、スハルトの陰謀説、陸軍内での権力闘争説など、種々様々な説があります。現在でも、「誰がこの運動のマスターマインドか?」という話題は折に触れ、時にはスキャンダラスに語られています。ゲスタプという略語は、もちろんナチのゲシュタポを想起するように、この運動を鎮圧した側が無理して作ったものです。(9月30日なら、30 September とするべきですし、単語の頭からではない文字を使ったりしています。)そのため、これに抵抗する人々は、運動が起きたのが10月1日未明であるから、Gerakan Satu Oktober (Gestok)という呼称を用いたりします。

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