Omong Kosong Lagi

勤務先で、国際啄木学会が開催された。なにゆえにインドネシアで啄木なのか、正直良く分からないが、日本文学を世界に知ってもらうには良い機会だろう。 入場者はいるのか?と思ったら、↓の通りぞくぞくと学生がやってくる。インドネシア大学の文学部だけではなく、ジャカルタ中の文学部日本語・日本文学科から教員と学生が押し寄せてきたらしい。スラバヤやバンドゥンから来た先生方もいたそうだ。 司会進行は、インドネシア大学文学部日本語学科の学生が、一生懸命に、そう懸命さが伝わるようすで、行なっていた。

今朝、立て続けに勤め先からSMSが来て叩き起こされた。副所長が未明に亡くなったという。驚きは一瞬だった。というのも、彼は相当恰幅が良く、心臓に悪そうな体型だったからである。兎も角、お葬式に（正確には客が来る前にそろっと）顔を出してきた。故人の御冥福を祈ると共に、どうしてもインドネシア人の食生活に思いを馳せてしまう。

あまり、というか全くomong kosongではないのだが、鳥インフルエンザについて。バリ島で数件の感染→死亡が確認され、観光業への影響が心配されているが、しかし、もはやそれどころではないニュース。ロイターの記事によると、一部では「噂」になっていた昨年スマトラで一家8人が死亡した事例で、人から人に感染した統計上の証拠が確認できたそうである。 このウィルスが、人から人への強力な感染力を持ったら、公衆衛生もへったくれもないと言っても過言ではないこの国では、本当にシャレにならない。マジでヤヴァイとかいうレベルではない。

仕事がほぼ一段落したので、昨晩は、K納氏、K野氏の三人にサムスル氏、K村氏を加え飲み語らった。流石、サムスル氏は donkeのバッグに、チェコスロバキア製のレンジファインダー（独自マウントということしか覚えていない…。メーカー名失念）、Contax T3、御自分の作品などを入れ、肩にはFujiの645（たしかGA645）を掛けていた。K野氏は、サンコイチでピカピカにした御自慢の Fujika GER をみせびらかしていた。僕は、K100D + FA20/2.8。Hexerも持っていこうかと思ったが、やめておいた。 当初は、濃いカメラ話に呆然としていたK村氏も、報道写真ネタを披露してくださり、これはこれでまた興味深かった。個人的には、Pasar Baru の中古カメラ情報に最も喰い付いてしまった。今度、是非サムスルさんと一緒に Pasar Baru に行ってみようと決意。