今年の七月にWeb版インドネシア語大辞典第4版が公開されたことを書いた。と思ったら、今度は第5版が公開された!! KBBI V Daring これについての教育文化省言語庁の発表は、こちら(インドネシア語)。 蓋し、書籍版の KBBI 第4版の発売が2012年で、古くなった第3版のデータをWeb版で公開した。第5版の発表が近付いたので、第4版のデータもwebで公開した。しかし、近年のe-educationの流れから、最新の第5版のデータも公開しちゃった、ということなのだろうなぁ。便利だけども。 更になんと今回は、おまけでシソーラスと文学百科事典もおつけいたし、もとい公開しています。 Tesaurus Tematis Daring Ensiklopedia Sastra Indonesia Daring 文学百科事典に、プラムディヤが一応掲載されていることは確認した。
Read Moreそうそう、数日前に Kamus Besar Bahasa Indonesia (インドネシア語大辞典)の第4版が web で公開、検索できるようになった。→ KBBI IV Daring 第3版とは違い、追い込み項目は、(親)項目からはリンクのみとなって、別ページに表示されるようになった。見通しが悪くなったとも言えるが、ともかく、またオフラインでも検索できるようにしないとけないな。
Read More最近は、Facebookなどにちょこっと書き込むくらいしかしていなかったのですが、こちらも再活性化させないといけないと思っております。 さて、インドネシア語の辞書の話。最近知ったのだけれども、以下の辞書がPDFで公開されている。 Judul: Kamus Bahasa Indonesia Penulis : Tim Pusat Bahasa Depdiknas tebal: 1490 halaman ISBN: 978-979-689-779-1 Tahun: 2008 Penerbit: Pusat Bahasa Departemen Pendidikan Nasional 本当は、国民教育省の電子教科書のサイトからダウンロードできるはずだが、サーバが落ちているのか繋らない。LIPIのサイトとか、ここあたりからダウンロードできる。Kamus Besar Bahasa Indonesia とはまた別の辞書で、多分 Learner’s Dictionary的な位置付けのものだろうと思われる(違ったら申し訳ないです)。 追記(2016-05-13) 佐々木先生のご指摘のとおり、上記のリンクから入手できるpdfには、JとPの部分など35ページ分がすっぽり落ちて(落されて)いる。ここにあるものは、上記のものとページ振りが違うが、完全なようである。どのような事情で、どの版が、どのような形で公開されたのかは良く分からない。
Read Moreこっそりと公開していました。
Read MoreKITLV にて、 Parsidi, Agata and Roger Tol (eds.) A dictionary of Indonesian abbreviations が Free Downloadになってる。
Read More“PEMBELIAN SENJATA: Tak Boleh Ada Kongkalikong”という記事が、Koran Tempoにあった。”Kongkalikong”というのは以前どこかで見掛けたものの、どうも使い方が分からなくて、インドネシア人の友人に聞いたことがある。「ズルをする」、「八百長をする」とか、ジャンケンで予め誰が何を出すのか決めておくようなことを指すと教わった。そのとき、これは多分中国語(の方言)からの借用語でしょうね、なんて話していたことを思い出し、Russell Jonesl (ed.) Loan Words in Indonesian and Malay (KILTV, 2008)で調べてみた。 kongkalikong |connivance; gang up with, be in collusion with | 公共你講 < Chin.Amoy kong kā lĺ kóng だそうだ。中国語は分からないのでお手上げだが、なんか「公共」ってのが言葉の意味に似わない感じ。 もとの記事の場合は、武器購入にあたって必要以上に高い値段で契約されているのではないかと問題になっていることに対するユドヨノの反応なので、「談合」と訳せば良いだろう。まさしく「ジャンケンで予め誰が何を出すのか決めておくようなこと」だ。
Read More