なんとなく書いそびれていた本を米アマゾンより購入。 Katharine E. McGregor. History in Uniform: Military Ideology and the Construction of Indonesia’s Past. Honolulu: Asian Studies Association of Australia in association with University of Hawai’i Press, 2007. [ISBN: 978-0-8248-3153-0]
Read More先日、インドネシアに行った方に買ってきて頂いた本。 GM. Sudarta. Bunga Tabur Terakhir: Cinta, Dendam, dan Karma di Balik Tragedi ’65. Jogjakarta: Galang Press, 2011. [ISBN: 978-602-8174-65-7] GM・スダルタ、はて、スダルタとな? と思ったら、『パシコムおじさん(Oom Pasikom)』で有名な漫画家というか風刺画家ではないか。1965年の9月30日事件とその後の赤狩りを取り上げた短編小説集。 関連して、以前、9月30日事件を扱った小説のリストを作成したが、そのリストもまだまだ不完全であることが判明した今日この頃。もちろん、「完璧」にすることは不可能なのだが。(地方の新聞に載った小説なんてチェックしきれないし。) 続いて、頂いた本。 Keith Foulcher, Mikihiro Moriyama, and Manneke Budiman (eds.) Words in Motion: Language and Discourse in Post-New Order Indonesia. Tokyo: Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa, Tokyo University of Foreign Studies, 2012. [ISBN: 978-4-86337-103-3] この本、アメリカではUniversity of Hawaii Press が、それ以外では National University of Singapore Pressが発売するらしい。そちらのISBNは、978-9971-69-633-7。
Read More「外人」に「日本にはNINJAはいないのか?」と聞かれたら、「CIAとかKGBとかモサドとか世界の国々は諜報機関を持っているだろう。でも日本の諜報機関の名前を聞いたことがあるか? ないだろう? つまり、そういうことだ。」と答える、という冗談があるが、これは本当の諜報機関と研究者の話。 1950〜70年代に活躍したインドネシア政治研究者にガイ・J・ポーカー(ないしパウカー、Guy J. Pauker)がいる。彼は、RAND Corperation というシンクタンクに属していたのだが、このランドのコンサルタント顧客の筆頭がCIAだという話である。 アレックス・アベラ(牧野洋訳)『ランド〜世界を支配した研究所』文春文庫、2011年。[ISBN: 978-4-16-765174-9] この本のことは恥かしながら一昨昨日に知った。某研究会のあと、Y氏に教えていただいた。 50〜60年代にポーカーが、インドネシア側、とりわけインドネシア国軍、(社会党系)知識人とどのような関わりを持ったのか、そしてCIAや米政府にどのように影響を与えたのか、というのは実に興味深い。キッシンジャーとも大学時代からの友達らしく、ツーカーの仲だったという。
Read More年末年始にインドネシアに行った友人に買ってきたいただいた本。とは言ってもまだ代金を払っていない。 Tinuk R. Yampolsky. Candik Ala 1965. Depok: KataKita, 2011. [ISBN: 978-979-3778-66-2] 迂闊なことに実物を手にするまで気付かなかったのだが、著者は、インドネシア音楽の専門家であるフィリップ・ヤンポルスキーの奥様(2013/1/5修正)。しかも二人にも会ったことがあったりした。Utan Kayu/Sarihara グループと仲良しな(あるいは、含まれる)人達。
Read Moreインドネシアから来日した友人に買ってきてもらった本。 H. Aboebakar. Sedjarah Hidup K. H. A. Wahid Hasjm. Bandung: Mizan, 2011. [ISBN: 978-979-433-621-2] インドネシアの第四代大統領アブドゥルラフマン・ワヒッドの父親で、インドネシア共和国の初代宗教相の伝記。もともとは1957年に発行された本で、そのコピーは持っているのだが、確か落丁があったはずなので買ってきてもらった。
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