Tag: Literature

頂いた本

先週、上京した際にたまたま会えた友人より頂いた翻訳書。 マリー・ンディアイ(小野正嗣訳)『ロジー・カルプ』早川書房、2010年。[ISBN: 978-4-15-208968-7] まだ読んでいないのだが、訳者のあとがきによると、昨年ゴンクール賞を受賞した女流作家。セネガル人の父とフランス人の母との間に生まれ、高校生のときには既にミニュイ社からデビューしている!混血という出自から、近年のフランスにおける排外主義(「フランスを愛するか、でなければ立ち去れ」)に息苦しさを感じ、現在はベルリンに住んでいるという。

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Kisah Siti Nurjannah

ジャカルタにいるスウェーデン人の友人よりのタレコミで知ったが、2009年12月27日に、K UsmanがKisah Siti NurjannahというCepenを発表している。わざわざ僕が取り上げることから分かるかもしれないけど、1965年の9月30日事件に関連した短編。 K Usman については良く知らなかったので調べてみたら、1940年生れの小説家。主に子供向けの短編小説で有名らしい。さて、どうして今となって、こんなトピックを取り上げたのか、興味深い。

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美は傷

インドネシアにいるうちにamazonに注文していた本が届いていた。 エカ・クルニアワン(太田りべか訳)『美は傷 混血の娼婦デウィ・アユ一族の悲劇 上巻』新風舎、2006年。[ISBN: 4-289-50226-1] エカ・クルニアワン(太田りべか訳)『美は傷 混血の娼婦デウィ・アユ一族の悲劇 下巻』新風舎、2006年。[ISBN: 4-289-50227-X] 原書も訳書もその存在を知ってはいたものの、これまで手を出していなかった。この訳が、先日某先生との会話で話題になったので、双方を併せて入手したというわけだ。

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本、Buku…

今日も本漬け。午前中に某出版社、もう一社にも行く予定だが、昼にかかってしまうので、Utan Kayu に行ってみた。

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帰宅と本と

無事、千葉の自宅に戻る。以前、たまたま見付けて注文しておいた古本が来てた。アメリカから状態の良い古本を送料込みで、新本の半額以下で買えるのだから、良い世の中になったものだ。 Nicholas J. Karolides. Literature Suppressed on Political Grounds (Banned Books). New York: Facts On Fire, 2006. [ISBN: 0-8160-6270-6]

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友人のCerpen

7月4日のポストで書いたように、アフマド・トハリの家まで案内してくれたハスタ・インドゥリヨノ君のCerpen(短編小説、というよりショートショートに近いかな)“Lesung”が、Suara Pembaruan の8/23号 に載った。なので、宣伝(になるのかな?)

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今日届いた本(amazon.com)

Trevor Carolan (ed.). Another Kind of Paradise: Short Stories of the New Asia-Pacific. Boston: Cheng & Tsui Company, (2009). [ISBN: 9798-0-88727-684-2] no year なんだけど、copyrightは2010年=来年になってる…。 ちなみに、所収されている作品は以下の通り。

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